【Excel】選択しているセルの行と列に色を付けて見やすくする方法

Excelでデータを入力しているときに、誤って1行ずれて入力してしまった経験はありませんか。私は、よくあります。(汗)

今回はそんな入力ミスを少なくするために、現在選択しているセルの行と列に色を付けてみましょう。

条件付き書式というものとVBAというものを使いますが、以下の通りに設定していただければ、簡単にできてしまいます。

選択しているセルの行と列に色を付ける

完成イメージ

はじめに完成イメージをご覧ください。

選択しているセルの行と列に色が付いていることがわかります。これで、入力ミスも少なくなりそうですね。

図1:完成イメージ

それでは、図1のようになるように設定していきましょう。

① 条件付き書式の設定

条件付き書式は、50以上のときは文字を赤色にするなど、ある条件を満たすときに、書式の設定をすることができる機能です。今回はこの機能を使って、選択しているセルの行と列に色を付けます。

Excelのツールバー「ホーム」→「条件付き書式」→「新しいルール」をクリックします。(図2)

図2:条件付き書式

新しい書式ルールという画面が出てくるので、「ルールの種類を選択してください」という欄の「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。

次に、「次の数式を満たす場合に値を書式設定」というところに下記のコードを入力してください。

=OR(CELL(“row”)=ROW(), CELL(“col”)=COLUMN())

CELL(”row”)は現在選択しているセル範囲の左上隅にある行番号、ROW()は現在の行番号を調べます。これらが一致したときに書式を適用するというイメージになります。CELL(”col”)とCOLUMN()についても行と列が違うだけで同様です。

コードを入力したら、右下の書式というボタンを押します。セルの書式設定という画面が出てくるので、「塗りつぶし」というタブを選択してください。

この画面で塗りつぶす色を決めることができます。塗りつぶしたい好きな色を選択して、OKボタンを押します。

ここまでの作業を完了すると図3のようになると思います。OKを押して設定完了です。

図3:新しい書式ルール(入力後)

これで、選択したセルの行と列に色が付きますが、この状態のままでは一度画面を更新(遷移)しないと色が付きません。ということで、セルを選択してすぐに選択したセルに色が付くようVBAの設定をします。

② Excel VBAの設定

条件付き書式の設定が完了したら、次はExcel VBAの設定です。

Alt+F11を押して、VBAの画面を開きます。図4のような画面が出てくると思うので、ThisWorkbookをダブルクリックします。

図4:VBAの起動画面

図5のように次のコードを入力します。(このコードは、ワークブックに対して画面の更新をONにしますといった内容になります。)

Private Sub Workbook_SheetSelectionChange(ByVal Sh As Object, ByVal Target As Range)
    Application.ScreenUpdating = True
End Sub

図5:コード入力後

入力をしたら、一度保存をして、VBAの画面を閉じましょう。このとき、VBAを使うには、マクロ有効ブックで保存する必要があります。

保存の画面で、ファイルの種類という部分があるので、「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」というものを選択して保存してください。

以上で、完了です。これで、選択したセルの行と列に色が付いたと思います。

補足

選択したセルの行または列のみに色を付ける方法

選択したセルの行のみに色を付けたいときは、条件付き書式の書式設定で次の数式を入力します。

=CELL(“row”)=ROW()

選択したセルの列のみに色を付けたいときは、条件付き書式の書式設定で次の数式を入力します。

=CELL(“col”)=COLUMN()

VBAについて

今回、コードを書いたVBAとは、Visual Basic for Applicationsの略で、Officeシリーズ(ExcelやAccess等)で使えるプログラミング言語のようなものだと思ってください。なお、ExcelやAccessで操作が異なる部分があるので、Excel VBAやAccess VBAと呼ばれることが多いです。

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