Excelの関数について(3) (ROUND,ROUNDUP,ROUNDDOWN関数)

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、新年初となる内容はExcelの関数についての記事パート3です。今回は、四捨五入、切り上げ、切り捨て(ROUND関数、ROUNDUP関数、ROUNDDOWN関数)を行う関数をご紹介します。それでは、ひとつひとつ見ていきましょう。

ROUND関数

ROUND関数は四捨五入を行う関数です。ROUND関数は次のとおりになります。

=ROUND(数値、桁数)

最初の引数の数値には、四捨五入をしたい数値を入れます。

次の引数の桁数という部分ですが、これは、どこを基準として四捨五入するかを入力する部分です。四捨五入を勉強したときに、「十の位を四捨五入してください。」や「少数第三位を四捨五入してください。」などありましたよね。説明より、例題ということで、さっそく例を見ていきましょう。

図1:ROUND関数(例1、例2)

例1)358.268の少数第二位を四捨五入

セルB4に入力されている数値358.268を四捨五入してみます。四捨五入の関数はROUND関数ですから、=ROUND(B4,桁数)になりますね。今回の一番のポイントは、第2引数の桁数の部分です。(2番目の引数だから第2引数と呼んでいます。)桁数の部分は、表:第2引数の桁数についてをご覧ください。少数第二位を四捨五入して少数第一位まで求めたいので、1を入力します。つまり、=ROUND(B4,1)となります。実際に、358.268の少数第二位は6ですから、6は切り上げですね。結果は358.3になるはずです。

例2)358.268の一の位を四捨五入

セルB9に入力されている数値358.268について、一の位を四捨五入してみましょう。もちろん、少数点以下でなくても四捨五入できます。さて、このときROUND関数の桁数の部分はどのように入力すればいいのでしょうか。答えは、-1を入力します。実際に桁数に-1を入力して、=ROUND(B9,-1)を実行してみましょう。確かに一の位の8を四捨五入して、360となっていることが確認できます。

表:第2引数の桁数について
ROUND関数の桁数の部分
少数第三位を四捨五入(少数第二位までの概数) 2
少数第二位を四捨五入(少数第一位までの概数) 1
少数第一位を四捨五入(一の位の概数) 0
一の位を四捨五入(十の位の概数) -1
十の位を四捨五入(百の位の概数) -2

最後に、ROUND関数の桁数を2, 1, 0, -1, -2のとき、どのように出力されるのかの図を載せておきます。桁数(引数)を変えた場合、どうなるのか確認してみてください。もちろん、桁数の部分に3, 4, -3, -4といろいろ入力することができます。

図2:ROUND関数(桁数の部分の引数を変えた場合)

ROUNDUP関数

次はROUNDUP関数です。ROUNDUP関数は、切り上げをする関数です。先ほどのROUND関数にUPという単語が付いているので、なんとなく切り上げかなと思えるような関数名ですね。このROUNDUP関数は、ROUND関数の考え方と全く同じです。

=ROUNDUP(数値、桁数)

確かに、上記の式を見てみると、ROUND関数と全く同じですね。ROUND関数のときの例と同じで、358.268を数値として、桁数をいろいろ変えてみましょう。

図3:ROUNDUP関数

例えば、セルB4に入力されている358.268について、少数第一位を切り上げしてみましょう。

=ROUNDUP(B4,0)

上記のようになりますね。数値はB4に入力されているのでB4、少数第一位を切り上げて、一の位までの概数を求めたいので桁数のところは、0になります。

358.268の少数第一位は2です。今回は切り上げの関数なので、359となっていることが確認できますね。

ROUNDDOWN関数

最後はROUNDDOWN関数です。こちらも、ROUND関数とROUNDUP関数と考え方は全く同じです。

=ROUNDDOWN(数値、桁数)

確かにこちらも関数名のところが違うだけで、後ろの引数の部分は、ROUND関数とROUNDUP関数と全く同じですね。

図4:ROUNDDOWN関数

例として、セルB4に入力されている358.268について、少数第二位を切り捨してみましょう。図をみると・・・

=ROUNDDOWN(B4,C5)

あれ、桁数のところが、少数第二位を切り捨てして、少数第一位までの概数を求めたいから桁数(引数)のところには1を入力するはずが、C5になっている?!と思った方。説明しますね。実は、C5のセルを見ると、C5には1が入力されているので、関数の引数のところにC5と入力しても1として扱われるため、上記のように=ROUNDDOWN(B4,C5)と入力しても大丈夫なんです。今までは、皆さんにできるだけわかりやすいようにあえて、数値を直接関数の引数の部分に入力していましたが、これからはC5のようにセルで扱っていこうと思います。

話を戻して、少数第二位の6を切り捨てするので、答えは、358.2になるはずです。確かに、図4を見ると358.2になっていますね。

最後に

どうでしたでしょうか。ROUND系の関数は、第2引数である桁数の部分が理解できれば、それほど難しくない関数です。ROUND系の関数はよく使われるものなので、マスターしましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする