Excelを使っていて0を非表示(空白)にしたいときは、どのようにすればいいのでしょうか。
今回は、0を非表示(空白)にする方法をご紹介します。
Excelにおいて0を非表示にする方法
今回は、Excelにおいて0を非表示(空白)にする方法をご紹介します。
イメージは図1にある0を非表示(空白)にして、図2のようにすることです。0が非表示(空白)になっていることがわかりますね。
今回は3つ方法を紹介したいと思います。
図1:0の非表示の設定前
図2:0の非表示の設定後
方法1:セルの書式設定(表示形式)を利用する
用途にもよりますが、私はこの方法1が一番簡単だと思います。
0を非表示にしたい範囲を選択して、右クリックから「セルの書式設定」→「表示形式」タブを選択してください。
次に、分類という部分があるので、「ユーザー定義」を選択してください。
種類という部分に次のように入力します。(図3)
図3のように入力して、OKを押せば、もう0が非表示になっています。簡単ですね。
図3:表示形式の設定
方法2:条件付き書式を利用する
方法2は条件付き書式を利用して、0を非表示にします。
セルの値が0のときにフォントの色を背景色と一緒にしてしまおうという考え方です。
実際には0が存在していますが、背景色とフォントの色が同じになるため、見えなくなります。
それではやってみましょう。0を非表示にしたい範囲を選択して、「ホーム」→「条件付き書式」→「新しいルール」を選択します。
次にルールの種類を選択してくださいというところで、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
次の数式を満たす場合に値を書式設定の部分には、セルの値が0のときという内容を入力します。
今回の例だと、選択した範囲の左上のセルがB2だったため、
=B2=0
と入力しました。
最後に書式と書いてあるボタンをクリックして、フォントの色を白にします。
図4:条件付き書式の設定
図4の状態でOKボタンを押せば、0が非表示になっているはずです。
方法3:IF文を利用する
最後はIF文を利用する方法です。
考え方としては、セルの値が0のときは空白、それ以外のときは、セルに入力されている数値をそのまま表示するという感じになります。
例えば、図1のB1セルにB2-B3を出力したいとします。このとき、B2-B3の内容が0であれば、非表示にそれ以外であれば、表示したいときは次のように入力します。
IF文の文法については、下記を見てください。
上記のように入力することで、セルの内容が0のときに非表示にすることができます。