自動車に関する税金(3)自動車取得税

今回は、自動車に関する税金のひとつである自動車取得税についてみていきたいと思います。

自動車取得税

自動車取得税は名前の通り、自動車を取得したときにかかる税金となります。

計算方法は、下記のとおりです。

自動車取得税 = 取得価額 × 税率     (1)

税率:自家用車の場合は3%、営業用自動車と軽自動車は2%となります。

それでは、新車を購入したとき、中古車を購入したときに分けて、詳しく見ていきましょう。

新車を購入した場合

最初に注意していただきたいことは、式(1)の取得価額は、実際に購入した金額ではありません。取得価額は式(2)を用いて求めます。

取得価額 = 課税標準基準額 + 付加物の金額     (2)

課税標準基準額は、自動車取得税を計算する過程で車種・グレード等によって決定されるものです。

この基準額は、財団法人地方財務協会が発行している「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」から求めます。

また、付加物の金額とは、カーナビなどのオプション関係にかかる金額となります。ただし、フロアマットやシートカバーなどすぐに着脱できるようなものは付加物の金額に含まれないので注意してください。

上記の計算方法で自動車取得税は決まりますが、「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」を参照するのは大変ですね。

そこで、大体の金額を求める方法があります。

あくまで目安ですが、課税標準基準額は新車価格の90%程度と言われています。

ですので、例えば、

自家用車300万円(普通車)の場合、自動車取得税は300万×90%×3%の81,000円ということになります。

中古車を購入した場合

中古車を購入した場合の取得価額は課税標準基準額に残価率(表)というものをかけます。

取得価額 = 課税標準基準額 × 残価率     (3)

残価率は、自動車の経過年数が大きくなるにつれて、低くなっていきます。新車購入時の残価率は1.0です。

つまり、経過年数が経てばたつほど、自動車の価値が小さくなり、取得価額が小さくなるということになります。

表:残価率表
経過年数 自家用自動車 自家用軽自動車
1年 0.681 0.562
1.5年 0.561 0.422
2年 0.464 0.316
2.5年 0.382 0.237
3年 0.316 0.177
3.5年 0.261 0.133
4年 0.215 0.100
4.5年 0.177
5年 0.146
5.5年 0.121
6年 0.100

なお、取得価格が50万円以下の場合は、課税されません。(実際の購入価格が50万円以上だった場合でも、取得価格を計算して、50万円以下の場合は課税されないということになります。)

取得価額が求められたら、あとは、新車購入時と同様に税率をかけて、自動車取得税を求めることができます。

さいごに

自動車取得税についてですが、消費税が10%になったときになくなることが決定していますので、もうすぐなくなるかもしれませんね。

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