扶養控除等(異動)申告書とは?

扶養控除等(異動)申告書とは何でしょうか。

私が大学生のとき、アルバイト先でこれを書いて出してくださいと言われ、「なんだこの怪しい意味不明な書類は?裏にすごい細かい説明あるし・・・」と思ったことがありました。

ということで、今回は扶養控除等(異動)申告書についてです。

扶養控除等(異動)申告書は、年末調整を行うために会社やアルバイト先(以下、給与の支払者と表現します。)に提出する書類です。はじめに、年末調整という言葉がでてきたので、年末調整について簡単に説明します。

年末調整とは?

給与の支払者は、所得税(+復興特別所得税)の源泉徴収を行っています。しかし、給与の支払者が源泉徴収した税額と給与の支払いを受ける人が納めなければいけない額は一致しないことが多いです。

そこで、本来納めるべき税額とこれまでに徴収した税額と比較して過不足を求め、過不足分の額について還付または徴収を行うことで、税額の調整を行います。この調整を行う時期が12月(年末)になるので、年末調整と呼ばれています。

扶養控除等(異動)申告書について

図1:扶養控除等(異動)申告書(出典:国税庁、給与所得者の扶養控除等の(異動)申告、URL:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_01.htm)

年末調整から話を戻して、扶養控除等(異動)申告書は、年末調整に使うものということはわかりました。

実は、この扶養控除等(異動)申告書を提出することで、給与の支払者は年末調整を行うことになっています。

そもそも扶養控除等とは?

私が大学生のときは、扶養控除と聞いても全く何のことかわかりませんでした。扶養控除を簡単に説明すると、扶養者がいれば、所得から一定額を控除する(引く)ことです。この控除によって、結果として納めるべき税金が少なくなります。

扶養控除等(異動)申告書の提出時期

扶養控除等(異動)申告書は、原則、年の最初の給与を受ける時までに提出する必要があります。また、年の途中で申告内容に変更があった場合もその都度、提出が必要となります。

まとめ

扶養している配偶者や親族がいる場合は、この扶養控除等(異動)申告書によって申請することで、納めるべき税金が安くなるということになります。

アルバイトをされている方は、配偶者や扶養親族の方は見えないことが多いと思うので、そのような方は赤枠の部分を書いて、給与の支払い者に提出します。(図2)

図2

控除対象者がいる場合は、赤枠以外の部分の記入も必要になります。配偶者や扶養親族がいる方は控除対象に該当するかを確認して記入してください。

配偶者や扶養親族は「生計を一にしていて、合計所得金額が38万円以下(給与収入が103万円以下)の人」といったような条件があります。ですので、会社の担当の方に問い合わせるなどして、確認してから提出した方がいいと思います。

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